Lifelog.

by ReRe.com

転職時の住民税が未払いで口座を差し押さえられたので、経緯とか実体験を晒す。

住民税って全部ちゃんと払ってますか?

多分検索からここたどり着いた方は払ってないからきましたね?

ようこそ同志たち。

 

そうでない方も

「へぇーこんなことになるんだぁー」

くらいでトイレしながら読んでいただければと思います。

 

地方自治体(市税事務所など)からの通知を無視し続けると、最終的には結構めんどくさいことになります。払う額もTUTAYAのレンタルDVDの延滞金的な感じで増えます。

ここからは

口座差し押さえ

というパワーワードと共に住民税の支払いを無視し続けるとどうなるのか、僕の実体験を絡めてお伝えしますのでどうぞご覧ください。

 

住民税を滞納し続けたらどうなるのか

STEP1 納入通知書が届き続ける

会社の特別徴収ではなくなると、住んでる市町村によって色が違うかもですが、青い封筒に入ったバーコードがついた払込書が届きます。

だいたい数ヶ月分の住民税がまとめて請求されているやつです。支払うまで届き続けます。

封筒、開けずに放置すると面倒なことになります。開けましょう。

 

僕は4年前に転職した際に2ヶ月間支払いが飛んでいたものと、昨年転職してからいろいろあって特別徴収への切り替えがうまくいっておらず何期分かがまるまる支払えてなかったので届き続けていました。

給料から引き落とされてるのにおかしいなあって思ってたんですよね。給与明細とか電子化されてからほとんど見ないですし。

 

STEP2 そのうち催告書が届く

払込書を無視し続けていると、督促状的なやつが届きます。早く払わないと法的な力を使って色々やっちゃいますよー!(°□°)/っていう文面のやつです。

今回は4年前転職活動していた際に支払えてなかった分が差し押さえ対象になってました。

また差し押さえ対象とは別にその時点で未払いの住民税があるとそれもまとめて差し押さえ対象に仲間入りします。

他のサイトとか読んでても、だいたい2年〜4年目に差し押さえが入ったと書いてる人は多かったので何回か催告書が届いていても3〜4年くらいは猶予があるっぽいですね。

 

ちなみに僕は最終的に市税事務所に行ったとき、 

担当の人「今までで何回か催告書送らせていただいてたんですけどねーもしかして封筒開けてないですか?」

って言われました。

知らないっす!気づかなかったっす!封筒開けなかったから!

という感じで、封筒を開けずに放置すると面倒なことになります。開けましょう。

 

STEP3 最後通告がくる

催告書をさらに無視し続けていると最終的に、○月○日までに支払いがなかったら法に則って差し押さえとかをしますよー!っていうことが書かれた2通目のラブレターが届きます。

これが、最後の猶予です。

 

僕がこのラブレターに気づいたのは差し押さえられてからでした。ここまできてしまっていたら、住民税を支払う他に選択肢はありません。封筒は開封しましょう。

ただ唯一救いの道もあって、この時点で金額的に一括で支払えないことを地方自治体(市税事務所など)に伝えると差し押さえは回避できます。支払いは回避できませんけど。

 

STEP4 銀行口座を差し押さえられる

期限を過ぎて最後まで無視した場合、口座を差し押さえられます。場合によっては給料を差し押さえられます。容赦ないです。

通告書を見ていない場合、口座から突然お金が消えるので完全に不思議体験アンビリーバボーになるので地方自治体から届いた封筒は開封しましょう。

友達とか先輩に「銀行口座差し押さえられた」っていうと「えっ?」って反応の後、事情を説明するとかなりの確率で大爆笑されますが褒められたことではないので乱用はやめましょう。

 

ちなみに僕はお金を下ろしに行ったら残高が0になってました。爆笑ですね。

突然の出来事にだいぶ焦りましたが

 

いろんな所に電話する

住民税を差し押さえられたということが判明

区役所に電話したら市税事務所に電話してと言われる

担当の人から、とりあえずまだ全額支払えてないので市税事務所に通帳と印鑑と2ヶ月分の収支を証明できるもの持ってきてといわれる

 

という具合で話が進みました。ちなみにここで住民税が特別徴収(会社の給料から天引き)に切り替わってないことが判明してさらに絶望しました。電子化されても給与明細は見よう。

 

STEP5 封筒が簡易書留で届く

あなたの口座から、この金額を徴収しましたよー!っていう文面の市長かなんかのハンコが押してある簡易書留が届きます。

この時点で全額徴収されている場合、もう何もすることはありません。おめでとうございます。

残念ながら僕のように口座残高が足りず全額徴収されていない方は次のフェーズに進みましょう。

 

STEP6 税務署(市税事務所)で残りの金額を支払う

もし別の口座にお金があって、そこから残りの金額を支払えるのであれば各市町村の住民税を管轄しているところに電話をして残りの金額分の払込書を送ってもらいましょう。

無理な場合、実際に地方自治体(市税事務所など)に出向いて分割支払い等の相談をします。事前に電話をしておくと当日持って行くものなど教えてくれるのでスムーズに話が進みます。

また、分割支払いを行う場合は2ヶ月分の収入と支出を証明するものが必要なので記帳されている通帳を持っていきましょう。これが提出できないと分割支払いの審査を受けることができません。

分割支払いの審査が通ったら、決められた金額を毎月分割で支払う形になります。これですべてのフェーズが終了しました。おめでとうございます。

 

ちなみにここまできてしまうと、

払えないという相談はできません。払わないという選択肢もありません。

 

市税事務所では、いかにして払っていくかという相談しかできないです。

そして、差し押さえられてしまっているお金は今後の生活が厳しいからと言って差し押さえられたお金を戻してもらうこともできません

差し押さえられた日から次の給料日まで手持ちの現金とクレジットカードのみで生活することになります。やっぱり容赦ないですね。

僕は最終的に担当の人と相談した結果、ギリギリ生きられそうだったので残りの金額は分割ではなく次月の給料が入り次第一括で支払うという約束で1ヶ月間猶予をもらって全額支払い無事終わりました。

 

住民税が払えないなら無視せず相談しましょう

僕はずーーーーっと放置していた結果、口座を差し押さえられるという真っ当に生きてる人なら絶対に経験しないであろうことを経験しました。

転職などでお金がなく、すぐに税金を払えない場合は住民税などを管理する地方自治体に早めに相談して支払い計画を立てましょう。

支払う意思があるというアクションを起こしておけば猶予してくれることが多いです。

差し押さえられると後々いろいろなことに影響してきますからね!!笑

 

余談ですが、国民健康保険も支払ってないと同じことになります。気をつけましょう。

現場からは以上です!!