「水はあるけど、水が流れていない川がある」とか、宇宙が不思議すぎたからシェアしたい。
タイタンです。(柳生博風)
土星の、衛星です。
この惑星には、川が流れています。
しかし、水ではありません。とっても不思議な衛星、タイタンです。
というわけで、にっしーです。
うちは基本的に地デジが見れない仕様なので(本当は見れる)、常にAmazonプライムビデオで何かしら再生されてるわけなんですが、そこで驚愕の事実を知りました。
こういうのを知るとすぐ誰かに言いたくなる性格なので、シェアしたい。(笑)
ちなみに今回見たのはこれでした。プライム会員じゃなくても見れます。たぶん。
タイタンの話が出てきたのは2話でした。
タイタンのお話。
僕たちは、太陽系という水星・金星・地球・火星・木星・土星・天王星・海王星8つの天体の集合体、その一つである地球に住んでいます。
ちなみに、太陽系って星が綺麗なところに行くと見える、天の川銀河の一部らしいです。初めて知った。
あれ、タイタンなんてないじゃないか(´Д` )
違うんです。タイタンは土星の衛星です。
土星には確定しているだけでも、53個(未確定も含めると65個)の衛星があります。
タイタンは、その土星の衛星の一つ。
つまり、地球で言うところの月みたいな存在です。
てことは、土星が晴れてたら何十個も月が見えるんですかね?
て考えただけでもちょっとワクワクしました←
げふんげふん
話は元に戻りまして
タイタンは土星の月みたいな存在なくせに、地球に似てるんです。
大気のほとんどは地球のように窒素で構成されており、空は雲や霧に覆われています。
また地球のように山や谷があり、雨が降り、川が流れていて湖も海岸線も存在します。
ここで、勘が鋭い人ならお気づきでしょう。
「雲や霧が発生して雨も降るなら、水じゃないのか」と。
しかしながらタイタンの窒素の濃度は地球の4倍もあり、酸素が存在せず、気温は-100℃と地球のどの場所よりも極寒なのです。
実のところ、タイタンに水は豊富にあります。が、全てカチンコチンの氷になっていて、これが山などの地形を形成しています。
じゃあなんで液体の水はないのに、雲や霧が発生して雨が降って川になるのさ( ´_ゝ`)
それは、タイタンでは海や雨の素が水ではなくメタンやエタンだったから。
地球では天然ガス、つまり気体として存在してるこの人たち。
タイタンは極寒なので、なんと液体として存在しているということ。驚き。
というか液体だったら、どんなものでも雨を作り出せるってこと?すげえ。
まとめよう
要点だけおさえていくと、
- 土星の衛星のタイタン
- 水はあるけど、水が流れていない川がある
- 地球のように山や谷があって雨も降るし湖も海岸線もある
- なにかがおかしい
- タイタンの大気は窒素濃度が地球の4倍で、気温も-100℃と極寒
- 水が液体でいられないから凍って山とかになっちゃってる
- じゃあその雨や川の素となってるのはなに?
- 極寒の環境で液体として存在しているメタンやエタンだった
おおざっぱだけど、こんな感じになりました。
タイタンの川は、水(H2O)ではなく、極寒の環境で液体になっている炭化水素(CH4やCH3CH3)たちだったということ。
なるほどなあー、宇宙ってなんだか想像をはるかに超えてるなあー。
ただ、こうなると気になることがある。
この炭化水素の中に生命、つまりこの環境で生きている地球外生命体はいるのかということ。
そして人間はここで暮らすことができるのかということ。
しかしもうこれはまた別の機会に...