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by ReRe.com

カップルで初キャンプに行ったときに起こった事件とか失敗を晒してみる。

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アイキャッチは去年の秋頃にキャンプ行った時に捕獲したクマ。

おしゃれキャンパーたくさんいるけれど、リアルなところ伝えていけたらなと、うちは。笑

おしゃれにできないだけとかそういうあれですけども笑

カップルでの初キャンプは場合により、二度とキャンプしてくれなくなる可能性もあるので注意です。笑

ただ、自分たちで初めて買ったテントとタープを持ってキャンプに行くってこれ以上ないくらいワクワクするするのでオススメです。

初キャンプでのエピソード

そういえば去年の今頃カップルで初キャンプしました。

自分は5歳くらいぶり、相棒さんは初めてのキャンプでした。

スノーピークのアメニティドームとアメニティタープをひっさげて。

あの忘れもしない、初キャンプ...

実家にあったキャンプ用品を取りに行ったので、ちょっと遅めのチェックイン。

テントとタープは30分くらいかかりながら無事建てられてほっとしたので

 

「ちょっと散歩でもしよかー!」

 

と辺りを探索。しかし、どこに行ってもテントもタープも一つもない。

そう、初キャンプにして初の孤独な単独キャンプだったのである。

それはそれで騒げたし、結果的によかったんですけど。

キャンプ場内を一通りまわった後、ご飯の準備をして食べ始めた頃に辺りが暗くなってきたので、ライトを探す。

 

「あれ、ライトって持ってきたっけ。」

相棒さん「え?ないの?!」

 

どこを探しても電池を入れるタイプのライトがない。

暗い。暗いのである。

IKEAで買ったキャンドルランプはあったけど、光量が全く足りない。

仕方がないのでスマホのライトで照らしながらご飯を食べる。

 

相棒さん「まわりにキャンプしてる人がおったら恥ずかしかったな」(笑)

 

相棒さんがそう言う。なんだかんだ楽しんでくれているみたいだ。

しかしこの空気はなんとも、世紀末感が漂う。もしかしたら人類は自分たちだけになったのかもしれない。そう思うほどの孤独、静寂。

ただ、それだけ暗い場所にいるだけあって、満点の星空。

大阪に出てきてしばらく、こんな星空は見てなかった。

そんな中ゆったり焚き火をしつつ、コーヒーを飲みながらほっと一息ついていると暗闇から突然の物音がしてきた。

 

 

「がさ・・・がさっ・・・」

 

 

振り返るがなにもいない。

 

 

「がさ・・・がさがさっ・・・」

 

 

ちょっと恐怖感を覚えた僕と相棒さんは、急いで焚き火を消しさっさとコインシャワーで汗を流し、テントに入る。

「もう寝ようか。」

物音の正体はきっと風の音だろう。そう思うことにして眠りについた。

だがしかし、だ。

夜も更けた頃だった。

ほぼ、二人同時に目を覚ました。

 

「ガタンッ!!タッタッタッタッタッタッタッ」

 

近くで物音がしたと思ったら、どんどん遠くに離れていくのである。

確かに、他にキャンプしてる人は誰もいなかった。

明らかに何かの気配がしたのである。

管理人さんも巡回していたので、その音だろうと思うことにしもう一度眠りについた。

ちなみにこの事件について翌朝相棒さんに聞いてみたら

「覚えてない」

と言われたのでこの人は多分どんな環境でも生きていけるな、すげえ強えな。と思ったのを覚えてる。

 

ようやく眠りにつけたと思った矢先、今度は自然の脅威に晒されることとなる。

寒い。ものすごく寒いのだ。

日中は30度近く暑かったので、余裕だろうと思い寝袋は持たずタオルケットだけしか持ってきてなかったのである。今思えば勇者だと思う。

キャンプ場はだいたい山にあるので、朝晩は気温が段違いに冷え込む。

完全に自然を舐めてた。

寒すぎて1時間経たずお互い目が覚める。お腹も痛い。

 

「お腹痛いけど、トイレいくのなあー」

相棒さん「行ってきなよ」

「いや、怖いから我慢する」

相棒さん「子供か!」笑

 

たしかそんなやりとりをしつつ、寒さに震えながら持ってきた衣類を全部着て、腹痛はなんとか我慢し、辺りが薄く明るくなってきた頃ようやく眠りにつけた。

またまた、だがしかし、だ。

暑い。今度はものすごく暑いのだ。

朝日にテントが照らされ、室内の温度が急上昇し汗だくで目を覚ます。

夜が寒すぎたので、これでもかというくらいの厚着が裏目にでたのである。

暑くてたまらなくて外へ出ると、明るい陽射しと心地いい風とともに昨夜の怖かった出来事が吹き飛んでいった。

起きたのが遅かったので朝ごはんをパパッと食べ、ゆっくりする暇もなく撤収を開始。

その頃にはデイキャンプをにしちらほらと車が自分たちのキャンプサイトを通り過ぎ、人がいるって素晴らしいと思ったのはいうまでもなく...

チェックアウトの時に管理人さんに、

「昨日は1組しかおらんかったから、夜はちょっと怖かったでしょう?」

と不敵な笑みを浮かべていたのは、きっと忘れることはないだろう。

 

とまあ、まさに初キャンプにしてキャンプで困ったあるあるとして、これから体験するであろうことをほとんど網羅してしまったのである。

自然やいろいろな恐ろしさを実感しました。非日常とはまさにこのことという、スリル満点な初キャンプだった。

相棒さんは「たのしかったねー!」と言ってくれたのが救いだった。

が...この翌月にスノーピーク箕面でちゃんといろいろ準備したリベンジキャンプをしたのは言うまでもない。笑

 

これが僕の初キャンプ。オチは一切ありません。笑

以上、報告終わります。